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新家 美穂Miho Shinke
miobyDoTS コミュニティマネージャー
株式会社アトラエ
Wevox事業部カスタマーサクセス/
コミュニティマネージャー
相生橋から平和公園を眺めた時に湧き上がってきた想いをベースに、しなやかに育まれる希望の輪郭を描きました。
転機となった 5 つの点
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1.
広島と世界をつなぐロールモデルとの出会い
16歳の頃、NPO法人の理事長を勤める女性と出会い、私の人生は大きく広がりました。その女性のもとには、世の中を良くしようと活動する人々が世界中から訪れ、平和を軸に連帯していく姿に深く感銘を受けました。「やってみんちゃい!できるよ!」という前向きな言葉で人々をつなぐ素敵な方です。私も広島と世界を繋ぎ、新たな価値や幸せを生み出せる人になりたい!ロールモデルを見つけた瞬間でした。 -
2.
ウガンダの農村で経験した共創のよろこび
大学で国際協力を学び、卒業後に、青年海外協力隊としてウガンダの農村に2年間赴任しました。現地の方が継続したいと思える活動を目指して、結果、女性たちと7村に127基の改良かまどを建設しました。最初の数人、そしてその近所の方、さらに隣村へと活動が広がる中で、個人が持つ可能性の掛け算、そして仲間との共創を推進する充実感は忘れられないものとなりました。 -
3.
立ち止まって考えた自分のWell-being
30代前半、家族の海外転勤で仕事を辞め、社会との接点を失ったような喪失感に直面し、コーチングを学びました。「一人ひとりの個性が活かされるチームづくりで社会貢献したい」と自分のWell-beingやありたい姿に気づくことができ、そこからマレーシアの多国籍企業に飛び込みました。
働き方や価値観も異なり、多様性がもたらす彩りの毎日は、まさに「違うからこその価値」に気づく体験でした。同時に、自身の「広島生まれ」のアイデンティティを再確認し、広島と世界をつなぐハブとなり、良い循環を生み出したいと強く思うようになりました。
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4.
働きがいのある組織づくりへの伴走
組織開発の専門性をより高めたいとの思いから、現在も勤める東京拠点のアトラエに転職しました。働きがいのある組織づくりを目指す企業の伴走役として、日々、大手企業から中小企業まで様々な企業に向き合い、越境学習コミュニティの企画・運営を担当しています。組織開発といえども、その組織で働く一人ひとりのWell-beingは重要です。一人からその周囲の半径5メートル、そして組織や社会へとムーブメントが広がる瞬間に何度も立ち会い、学び合いや共創が育まれる場づくりへの情熱を実感しています。 -
5.
広島・瀬戸内をつなぐ共創の未来へ
東京との2拠点生活やUターンを考えていた中で、DoTS共創パートナーとして参画する機会をいただきました。草創期ならではの、コミュニティの定義やビジョンの整理に携わる中で、その面白さを実感しています。また、「自分のWell-beingを理解し、それぞれが自律的に活動する組織」を目指す姿勢に、アトラエとDoTSの価値観の共鳴を実感しますし、両方に携わることで、双方での経験を還元できることにワクワクしています!
DoTSに参画して間もないですが、地域のために活躍する素敵な女性たちや恩師との再会など、多くの出会いに恵まれ、充実した日々を送っています。彩り豊かな広島・瀬戸内の仲間たちと共に、心躍るような共創コミュニティをデザインし、微力ながらUターン人材の一例として広島・瀬戸内に貢献していきたいと考えています。